起業×子育て 1ヶ月目の記録

起業×子育て 1ヶ月目の記録

はじめに

4/4に第一子が誕生し、新生児期の約2ヶ月が経過しました。

特に初めての育児且つ男性にとっては未知の世界。 自分自身男性で育休を取得している人のブログを漁ってみたけどまだまだ情報が少なすぎると感じたので、まずは出産〜1ヶ月目までに感じたことや気づいたことをシェアしてみます。気が向いたらその後の経過もブログにあげます。

〜出産まで、仕事と育児の両立、夫婦の役割分担、トラブル対応、育児の楽しさ、育休に関して、みたいなものを記録しておこうと思います。

出産まで

里帰り出産だったので、妻は予定日の2ヶ月前から妻の実家である大阪に帰省していました。

ぼくはといえば、3月末まで前職に勤務していたので退職までそのまま関東に滞在し、最終出社日の翌日に大阪へ帰省しました。

ちなみに起業と出産が全く同じタイミングという状況だったので、関東にいる間に法人登記まわりは8割方終わらせておきました。

なんてタイミング。

爆誕

お子、爆誕。

母のお腹にいる間「くろまる」と呼ばれていたその物質は、無事人間の名前を命名されました。

産前どれだけ妻が逆子体操を頑張っても露知らず。予定帝王切開での出産でした。

手術前日〜当日の絶望した妻の顔が忘れられないけど、「かつてくろまるであったもの」が運ばれてきた瞬間に妻のお父さん、お母さんと抱き合ったのは感慨深い経験でした。

ちなみにぼくの中ではくろまるが別の何かに転生した気持ちだったけど、妻はくろまるそのままの感覚だったみたいです。

縫合手術後にうつろな目で運ばれてきた妻の顔も忘れられない。

育休に関して

今回起業タイミングで出産ということで、育休制度は利用していません。というかできなかった。 前職の有休消化&起業準備期間をほぼほぼ育児に充てました。このあたりはより良い制度利用みたいなものがあったのかなあ。

ただ、どちらにせよぼくは男性も必ず新生児期から育児に参加すべきという考え方があったので、会社に属していようがいまいが、ほぼ育児に当ててたと思います。 理由はたぶん、スタートアップ界隈のこのあたりの記事をよく見てたから。

子ども is 一番大事。

1ヶ月目

とある人づてで、出産1人目を舐めんな。仕事するな。と聞いていたが本当にそうだった。

特に母の大変さたるや。

よく、「出産後に嫁の性格は変わるからな〜」と色んなおじさんが言うのを聞いてたけれど、あれは性格が変わったのではなくて、初期段階から育児に参加しなかった父親に対して母の信頼がガタ落ちしただけなんだろうなと理解しました。頑張ろう父親。

さて、1ヶ月目の一日スケジュールはだいたいこんな感じ。

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06:00〜07:00:おむつ交換、授乳、寝かしつけ

07:00〜08:00:仮眠

08:00〜09:00:起床、おむつ交換、授乳、寝かしつけ

09:00〜09:30:朝食

09:30〜11:00:自由、仕事

11:00〜12:00:おむつ交換、授乳、寝かしつけ

12:00〜13:00:昼食

13:00〜14:00:自由、仕事

14:00〜15:00:おむつ交換、授乳、寝かしつけ

15:00〜16:30:掃除、家事もろもろ

16:30〜17:30:おむつ交換、授乳、寝かしつけ

17:30〜18:30:自由、仕事

18:30〜19:30:夕食

19:30〜20:30:おむつ交換、授乳

20:30〜21:00:沐浴

21:00〜22:00:おむつ交換、授乳、寝かしつけ

22:00〜22:30:睡眠

22:30〜24:00:おむつ交換、授乳、寝かしつけ

0:00〜0:30:睡眠

0:30〜1:30:おむつ交換、授乳、寝かしつけ

1:30〜3:00:睡眠

3:00〜4:00:おむつ交換、授乳、寝かしつけ

4:00〜6:00:睡眠

ここに、急な通院や買い物、スプラッシュうんち祭などの差し込みタスクが不定期に発生。

これを満身創痍状態の母親ひとりで完遂できるわけがない。

父親のコンディション

出産前後を通じて、父親が母親に取って代わってできることなんて非常に少ないことを身にしみて感じた。

母乳はあげられないし、免疫は渡せないし、栄養は直接送れないし。父親にできることは身の回りの家事くらいです。(とはいえまだまだ掃除は苦手で指摘される)

なので、父親が一番やるべきことは最大限の身体&精神パフォーマンスをキープし続けることだと思います。 出産後の母親は交通事故を受けた状態と同等と言うし、頭でどれだけ健康を意識してもできることがあまりにも少なすぎる。 だからこそ、父親がいつでもサポートできるように常にコンディションを高水準にキープしておく必要があります。 幸い自分は趣味でキックボクシングをしていたので、里帰りしていた期間は義実家の近くにあるムエタイジムに通っていました。 ジム+たまにランニング、息抜きのサウナ(枚方市に最強の銭湯があります)。

食生活は義実家の料理が余りにも美味しすぎてそこまで制限してないけど、PFCバランスは意識して摂るようにしています。自分の場合はP(たんぱく質):30%、F(脂質):25%、C(炭水化物):45%くらい。お酒は飲まない。

この運動と食事管理をするか否かで全く1〜2ヶ月のメンタル安定度が変わると思うので、初めて父親になる人には運動することを強くオススメします。

(ちなみにこの背景と目的を先に母親に説明して理解しておいてもらわないと、ナニを筋肉のことばっか言っとんじゃワレとなります)

母親のコンディション

母乳育児開始早々、乳腺炎になりめちゃくちゃ大変そうでした。

これはまた別の機会に書ければなと。

さいごに

自分と同じような顔がミニサイズでうにょうにょしているのはとても不思議な気分です。

1ヶ月経った今、子育ては大変だけど、それ以上に得られる喜びがあまりにも大きいので頑張れます。

ただ、まだまだ男性目線での子育てに関するレポートやブログ記事が世の中に少ないなと感じます。

なぜこんなにも情報が無いかって、出産すぐの母親なんて外に出て動く元気は勿論、インターネットで情報をアウトプットする暇なんてないんですよね。

なので元気な男性側がしっかりアウトプットしていかないとなーと。

自分自身も定期的に情報を発信しながら、色んなところで子育て情報がオープンになっていけばいいなー。