初心を振り返ると
2015年に「未来を抱く君たちへ」という本を読んだ時の感想文を見つけのだけど、そこにまだ大学生だった自分が書いた文章を見返すと色々と考えることがあるなーと。
二つ目に、「人とのつながり」についての感想として、人と人がさらに深くつながっていくためにITはあるのだと改めて感じた。ITというと、技術や通信速度、正確さなどといったことばかりに目が行きがちだが、やはり中心には必ず人がいて、人と人をつなげるためにテクノロジーがある。
今では遠く離れた人とでも感動や怒り、喜びを共有できるようになったし、そのつながりの強度は、技術の進歩で今後さらに強いものになっていくように感じる。
六次の隔たり原理というものがあるが、現在ではSNSの普及でそれが五次以内にもなっている。
AR,VRといったテクノロジーがさらに普及すれば、まるですぐ側に人がいるような感覚で電話ができるということも不可能ではなくなるのではないか。
なかなかそういったことは普段体感する機会はないが、素晴らしいことではないかと感じる。
技術が急速に発達し続け、簡単に人とコミュニーケーションが取れるような時代だからこそ、もう一度人とのつながりのあり方について考えて自分の行動を見直してみたいと思う。
稚拙な文章ながら、「ITサービスの中心は人だ」と学生の時から強く思っていたんだなと思います。
あと、リッチマンプアウーマンというドラマで、日向徹は以下のように述べていました。
ITとは、人々の生活を豊かにするものだ。グラハム・ベルという男は、なぜ電話を作った?事実はわからない。 でも、僕はこう思う。 遠くにいる恋人の声が聞きたかった。
それか、心配ばかりする母親に無事を知らせて安心させたかった。
メールに写真を付ける機能だって同じだ。 離れている人と同じものを見て一緒に笑ったり、喜んだりしたい。そう思ったから作ったはずだ。
ITの中心にはいつも人間がいるんだ。
僕らの仕事は…たぶん、大切な人を思うことから始まるんだ。
この初心忘れるべからず、プロダクトつくっていこう。